河合 隼雄 先生が
「『こころ』の処方箋」という題で
『新刊ニュース』で1988年2月号から
1991年12月まで4年間に亘り、連載したものに、
10章あらたに書き加えられた本です。
数日前に、職場で進めていただき
読みはじめました。
河合先生は、臨床心理士の視点から
そして、心理療法士として、学者として
掲載なさり、さらりとした表現のなかで、
向き合う方々への言葉かけが
暖かく、素晴らしい。
「悪い少年だと決めてかかわらない、
これからどうなるのだろう。
未来の可能性のほうに注目し、
そこから生じてくるものを尊重しているうちに、
おのずから処方箋もうまれてくる」
読みやすい文章表現、語り口も素晴らしく、
心があったかい
常識的な言葉もポンポンと出るが、
嫌味がない、「納得!!うん、うん、
そ~うですよね」と感じられる。
そして、
『常識』とは、家庭や地域内で
人から人へ伝わるものである。
その機会があまりにも減少し、
常識を伝える人たちの常識に対する
自信の喪失ということもあって、子供たちは
常識を身につける機会を失ってしまった。
と、
55章を読み、進むなかで、
納得したり、感心したり、大笑いしたり。
最後の10章は含蓄があり、たくさん学ぶ
ところがありました。
もう一度じっくり、いや何度か
読み返してみようと思った本でした。
このような素晴らしい本を、
さりげなく届けていただいたことに
感謝し、
生きることの楽しさ、有難さを感じながら、
今日も、充実した1日を過ごせました。
暮れの押し詰まった時間の中、
掃除もまだ、、
年賀状の書きもまだ、
ぎょぎょ ギョギョ お~~
27日は、依頼された原稿を書いて、、
28日は出勤をして、、
大掃除は、29日から始めます。
アハハハァ~
さあ、たくさん笑って、深呼吸をして、、
笑って、笑って、2015年を過ごしましょう。
(^^♪ (^◇^) ( ^)o(^ ) (^_-)-☆
0 件のコメント:
コメントを投稿